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長期熟成酒 20周年記念座談会? 

杜の住人?:松岡
連日座談会の更新ですが、けっこう昔の資料を掘り返すので、
勉強になっております。
20年の歴史は、なかなか手ごたえがあります。


さて、参加者の紹介。
達磨正宗 白木善次氏
百々登勢 梁井宏氏
酒一筋  利守忠義氏
杜の長老 本郷信郎氏

今日のお話は・・・??

<20周年座談会>

本郷:「我々が総会を開いて長期貯蔵酒研究会を発足させたその時に、覚えてるのは、
年会費を5万円か3万円にするかで。
誰だって5万円なんて言えないですね。
でも、一番最初に手を上げたのは佐藤さん(※1)のお父さんで、
『3万円でよろしい』って。
いや、こっちは困ちゃうなと。まぁ、遠慮したんだよねぇ。
どうも我々は、お酒屋さんに対するサービスばかりやってきましたから、皆さんからお金取って・・・なんていう発想がなかったもので」

白木:「それは、生業が・・・」

本郷:「生業がサービス系(※2)でしたから」

白木:「20年前でしょ?」

本郷:「そう。一番最初は、年会費3万円で始まったんですよ」

梁井:「その頃はそれでやっていけたんですね」

本郷:「ねぇ、まぁ。」

利守:「会議室や、会場も」

梁井:「中央会を使っていましたからね」

利守:「いや中央会もだけどね、こっちにもう一つ・・・」

白木:「飯田橋会館?」

利守:「飯田橋会館だったから。それは2つに分かれて取ったですかね、あれ」

本郷:「安いんですよ。中央会が高かったんです。
それで、『この業界の中で、我々が中央会がやるべき事をやっているのに、お茶代まで取る』って国税庁に言いまして。
酒税課長に話して、酒税課長はすぐに中央会に電話かけてね。
中央会から電話がかかってきて『そんなこと言うのは本郷さんだろ』って。
『俺言いましたよ』って。
『そんな我々の業界の会合にもう少し助成するっていう考え方はないんですか、お茶代はよこせ、何はよこせって』ってね(苦笑)」


本郷:「一番最初に、我々がきき酒会をやったのは、翌年(※3)・・・?」

梁井:「中央会でやったでしょ?」

本郷:「中央会でもやりましたね」

利守:「飯田橋、中央会、それからどこいきましたっけね」

梁井・白木:「中央会の方が先ですよ」

梁井:「飯田橋はかなり組織が出来てからですから」

白木:「お客さんなんかを呼ぼうとか、そんな話が出始めてから飯田橋会館へ」

梁井:「それまで中央会でしたな。だからSSIの人達なんかが来たのは中央会ですよ。
あの人達の、お酒の見方をみて、随分ショックを受けましたね。それで考え方が変わった」

本郷:「ちょっと後ですけど、日本酒センターでも、あれは中央会の機関ですけど、案外、両方協力してね、あそこでも何回か」

梁井:「3回ぐらいやりましたでしょう」

本郷:「一年で多い時には3回ぐらいやってもらいましたかね」

利守:「SSIにも酒送ってやってもらいましたね、古酒」

白木:「あれは中央会が声をかけて来たんでしょ? あれは参考にならなかった」

利守:「あれはどうなってますか。まだ続いてますよね、SSIは?」

梁井:「続いてるでしょうけどね、だけどきき酒師の資格はどうなんでしょうね、あれ?」

本郷:「いや、まだやっていますよ。あれは今財源になってるはずですよ。」


本郷:「これよりも古い書類もあるはずなんですけどね・・・」

梁井:「一回調べましょうか。僕は全部残してあるはずだから、初めから」

本郷:「そうですか。私の手の届く所の書類(※4)を、コピーして持って来ましたけど」

梁井:「一回調べてみます」

本郷:「これなんか勉強グループの人達に出したら、面白いと思うんですが。
あの当時に出ていた長期熟成酒で、今もしこの酒屋さんが持っているとすれば、すごい古い酒を持っている事になるわけですし」

利守:「しかしあれ、滝野川(※5)が出来たのが明治38年ですか・・・
とゆうことは、明治の酒は当然あるんじゃないですか?
全然ないんですか? 眠ってるんじゃないのかな」

本郷:「あそこは、20年ぐらい前までの酒はあるんですよ。
ただね、吉沢先生は試験所にはないって言ってるんですよ。
それは『ないというより不味くて飲めない』って。
一度、醸友会の時に、何年の時だったですか、出したんですよ。
それ見てみたらね、吉沢先生がないって言うのは当然だな、こんなの見せたら、なぁんだっていう・・・
なんであれ、あんな悪くなったやら・・・。
多分吟醸ですね。吟醸で常温で、しかも色々いじったなって、あれはないという・・・・(笑)」


※1・・・佐藤さんのお父さん
 新潟県下越酒造(麒麟)の先代社長様

※2・・・生業が
 本郷氏が今の事務所を開く前にしていたコト。

※3・・・最初のきき酒会
 1986年2月24日と思われます(推測)。
 会員各社の熟成酒のきき酒と、醸造試験所の10年常温熟成酒のきき酒。そして結果検討を行っています。

※4・・・手の届く所の書類
 事務局には20年分の書類があるので、実際には発掘作業です(笑)。
 なお、長老には危険ですので、棚の上部の資料は、森の娘(住人?)が、よじ登って取って来ます(とてもお見せ出来ない・・・)

※5・・・滝野川
 東京は滝野川にある、今の酒類総合研究所の東京事務所。
 通称赤レンガ。
 明治期に建てられたこの建物では、平成17年12月より、研究会会員蔵元のお酒を100年熟成させる『100年貯蔵』プロジェクトを行っております(テレビでも紹介されましたよ!)
 この100年熟成、赤レンガと東京農業大学の2つで、進行しています。
 そろそろ、最初の分析結果が出るかな・・・??


座談会、まだまだまーだ、続きます。

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皆様のコメント、拍手も絶賛募集中デス。

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